こんにちは、ららぽです♪
石の里「大谷」は世界中が注目しているメジャーリーガー「おおたに」ではなく「おおや」と読みます。(*´Д`)え?知ってた?
大谷石
採掘場跡の上に作られた資料館、そこでは一枚も撮らなかったけど地下を撮ってきたのでお見せしますねー! その前に
資料館前にある石の上に木が生えている。
いくつかの大谷石をみていると、そのほとんどが同じような岩肌。
火山灰でできた石には空気孔があり、そこに水が溜まり植物が根を張るのだそうです。
何気なく見ていたけど、考えてみると不思議な景色だなぁと思いました。
地下坑内入口
それでは地下へ潜ってみましょう。
階段を下りる途中でいきなりこんな人が現れてビックリしました! (;゚Д゚)
もちろん人形なのですが・・・
採掘が始まった江戸時代の頃は、数本のツルハシ類と石を運ぶ背負子ぐらいしかなかったそうです。なんという事でしょう。まるで奴隷のよう当時の苦労がうかがえます。
見てください! 神殿みたい!
その広さは、約2万平方メートル(140m×150m) 深さは平均30m、最深では60m
第二次大戦中は戦闘機を作る基地として使われていたり、戦後は政府の貯蔵庫としてお米を保管したりしていたそうです。
天然の冷蔵庫
中はひんやり肌寒いので天然の大きな冷蔵庫として活躍したんですね。
この日の坑内気温は12度。外は32度だったので涼しくて気持ち良かったです。
寒がりな方は夏でも薄手のカーディガンくらい持っていたほうが良いかも。
おッ! このエンブレムは! 昔なんどかお見かけした・・・
ドンペリニョン様 (*˘︶˘*).。.:*♡ 数えるくらいしか飲んでませんけど
これはドンペリ発売日の前日にゲストの皆様を撮影した時のエンブレムで、開催地への記念として頂いた展示品なのだそうです。
どんな味だっけ? とりあえず飲みやすくて美味しかったね♪
あぁー、外は猛暑ですよ。
でも、作業していた人達は早く抜け出したいなぁーなんて思っていたかも?
ツルハシで掘った後は横じまになるのが特徴だとか。
一本の石を切り出すのに、約10㎏のツルハシを4000回ほど振り下ろしたそうです。なんだか目まいがしてきます(/ω\)
昭和35年にようやく採掘が完全に機械化! おめでとー!
これで少しはラクになったかと思いきや
こんな風に切り出した石を(これは小さく切り分けたもの)
このモーターウインチとやらで巻き上げたという。
なんだか頼りなげな・・・ 本当に少ししかラクになってないような・・・
ま、80㎏以上の石を一本一本背負って運ぶよりはいいか。
ちなみに輸送方法も、馬の背中、馬車、荷車、人車(トロッコ)から鉄道、トラックへと変わっていったそうです。
可愛い鉢カバー見っけ!
鉢カバー(小)¥1,210・税込
表へ出ると、大谷石で作られた鉢カバーが売られていて可愛かったので一つお買い上げ。
そうそう、大谷石の代表的な建築物は旧帝国ホテル(現在は明治村に保存)だそうですよ! いろいろ知ると感慨深いものがあります。
それと採掘場跡では、映画 るろうに剣心 や セーラー服と機関銃、その他にも 長渕剛 や 東方神起 などのプロモーションビデオ撮影など多数利用されているそうです。
あ、一番気になるのは採掘場で働いた人達の賃金ではないでしょうか?
最盛期には1万人以上の人が働いていたそうで、その当時の国家公務員の初任給が約1万7千円ほど。石工さん達は3万円~8万円も稼いでいたそうです。
すごいですねーーー!
私どっかで奴隷みたいとか言ってませんでした? Σ( ̄□ ̄|||)
ごめんなさい。
大変失礼いたしました。
入館料は現金のみ
大人:800円
子供:400円(小・中学生)
敷地が広範囲のためカーナビに住所で入力すると山の中で迷子になるかも知れないので、電話番号028-652-1232 か 施設名のオオヤシリョウカンで入力してください。
最後に
資料館から駐車場へ戻る道にヤマユリが咲いていているんですよ。
マスクを外して匂いを嗅いでみてください。
甘く濃厚な香りが気分をリフレッシュ♪
・・・させてくれるような気がします( *´艸`)
では、また。
大谷資料館
住所:栃木県宇都宮市大谷町909
電話番号:028-652-1232
営業時間:4月〜11月(9:00〜17:00)12月〜3月(9:30〜16:30)
定休日:4月〜11月・無休 12月〜3月・毎週火曜日休館 年末年始
駐車場:無料 普通車200台(大型可)